法律とは?
法と法律は違う
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ちょっと固い話ですが、
法と法律の違いについて説明します。
もし、論争で
「日本の法ではこうなっています」
なんて恥ずかしい使い方をすると、
間違いを指摘されて
「お前の言うことは信憑性が無い」
など難癖をつけられて
会話を有利に進められなくなる場合もあるので、
一応知っておいて下さい。
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法とは?
法とは、
秩序、掟、法則、慣習などを表す言葉で、
つまり、正しいとされる真理や道理の考え方のこと。
真理とは、1億年経っても揺るがない事実のことです。
「これはどう見ても正しいよね」
という考え方が「法」になります。
法律とは?
法律とは、議会の議決を経て制定される法規範。
議会の議決を経る前の段階を法律案(法案)といい、議決を経てはじめて法律となる。
つまり、法律の意味は「国が決めたルール」という意味です。
国が勝手に決めたルールで、
「本当に正しいかどうかは関係ありません」
つまり、
法→正しいとされる物事の考え方。
法律→国が決めるルール(本当に正しいことなのかどうかは関係ない)
という違いになります。
だから、他の国の「法律」では、
「大麻の売買は良いですよ(オランダ)」
とかそういう法律もあるわけです。
日本では当たり前ですが、
タバコやパチンコがありますが、
国によっては人を堕落させるとして
それらを禁じている法律もあるはずです。
考え方によってそういう違いが法律にあります。
もちろんどれが正しいかなんて答えはありません。
本当に「法」に基づいている「法律」かどうか
わからないものもたくさんあるということです。
しかし、殺人や暴力は明らかに悪いことで、
「殺人してもいいですよ」って国は地球には存在しません。
それは1億年経っても揺るがない真実です。
なので、それは「法」に基づいた「法律」と言えるでしょう。
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