一般法と特別法について
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法律の分類の仕方に、
「一般法」と「特別法」という分け方があります。
一般法は、特別法に該当しない場合、適用される法律です。
特別法は、一般法の中の内容をさらに深く規定している法律です。
それでは、詳しくそれぞれをみていきましょう。
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一般法とは?
一般法は、特別法に該当しない場合、適用される法律です。
一般人が何かに出くわした時に
どうすればいいかの書いてあるのが一般法です。
特別法とは?
特別法は、一般法の中の内容をさらに深く規定している法律です。
例えば、
普通は人と企業の場合は一般法の民法が適用されるが、
特定の業種(金融業、保険業など)は一般法の民法の代わりに
特別法である商法が適用される。
もちろん、商法に書かれていない規定については
民法の適用になるが、
商法と民法に同じような内容が書かれている場合は、
特別法の商法を適用することになる。
例えば、
商法の年利は6%であるが、
民法の年利は5%である。
この場合は特別法の商法の6%が適用される。
特に、前のページでやった通り、
民法は私法でもあるので、
一般的に「民法は私法の一般法である」と言ったりする。
商法は私法の特別法に分類される。
民法だけを読んで「年利は5%なんだな」と思い込んでいると、
別の特別法が存在していて、間違えていたなんてこともあるので、
そういう分類があるということを覚えておいて下さい。
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